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肩こり
肩こりは肩を中心として、僧帽筋(首から背中にかけて表面にある筋肉)・半棘筋(脊柱の最深層丈夫の筋肉)に、張り・痛みを感じるものの総称です。筋肉を緊張させて硬度を増し、掴んだり揉んだりすると、症状が改善することが特徴です。
肩こりはデスクワークのような上腕を体感から離した位置での作業など、首や背中の筋肉を緊張させる姿勢を取り続けることで、発生・悪化します。ショルダーバッグや冷房の長時間使用・猫背など、日常の習慣や姿勢のクセも、肩こりの原因となります。
また筋肉自身の病変や結合組織炎によって起きることがあり、肩関節の周囲炎・頸椎の変形性関節症・高血圧症や眼疾患の二次的症状として現れることもあります。
肩こりの治療は、基本的に肩こりの原因を確かめることが優先となります。その上で筋自身の病変の有無・疲労かを識別し、筋弛緩薬や湿布などの薬物投与・頸椎牽引などの理学療法・マッサージ療法などが行われます。
自宅でも蒸しタオルによる温熱療法や肩の体操療法を行うことで、症状を緩和させることができる場合も少なくありません。肩こりの予防のためには、入浴により筋緊張を和らげたり、冷房や同じ姿勢を取り続けることを避け、適度な運動をすることが大切です。