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循環器内科
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内科
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学 習
動物の行動がくり返しによる経験で改変され、新しい型の統制的行動ができるようになること。この過程において動物は新しい場面における試行錯誤行動をくり返すうちに、妥当な反応が選択的に固定されます。
その他の反応が消失してゆく、たとえばT字形の迷路において、ネズミが左に曲ると電撃をうけるようにしておくと、何回かくり返ししいるうちに、電流を流さなくても、また別のT字路でも、いつも右に曲るようになって行動が固定化します。
このとき、横軸にたとえば経過時間、縦軸に正しい反応の回数などをとって、練習による行動の変化を図示したものを学習曲線と呼びます。学習は本能と対立するものであるが、両者の間に明確な一線を画し得ないことも多いです。学習に際して神経細胞の中のRNAの量が増加するといわれています。