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循環器内科
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夢
睡眠中の主に視覚的、聴覚的な体験が夢です。覚醒時とは異なった自我、人格活動の特性を有する一種の意識障害時の体験と考えられ、その内容は覚醒法の追想にまたねばなりません(覚醒時に夢と似た空想で、空想よりは現実性をもつものを白日夢と呼ぶ)。
夢では、その体験が客観的現実であるのかのように受け取られます。そして現実の制約が超越され、自由に種々の形での体験となりうるのですが、現実と全く切り離されたものではなく、精神的、身体的の刺激に基づく一つの反応であるとみなされます。
とくに精神分析学からは、無意識に抑制された願望、欲求、本能などが、夢の中に形を変えて現れるとして、その解釈が重要な意味づけをもつことが多いです。
一方神経生理学的には、近年、夢は逆説睡眠(賦活睡眠)時に体験される場合が多いことが明らかにされ、従来の夢への心理学的アプローチとは異なったアプローチが試みられるようになっています。