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循環器内科
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内科
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嚥(えん)下《飲み込み》
食物や飲み物が口腔から咽頭へ送られて、さらに咽頭から食道を下って胃に至ることをいいます。
食物が咽頭の粘膜に触れると反射的に「飲み込み」運動(嚥下)が起こりますが、このとき食物が気管の方へ入らないように口蓋帆があがって鼻腔への通路をふさぐとともに咽頭があがって舌骨に近づき、咽頭蓋は舌骨に押されて咽頭の入口を閉ざします。
そして咽頭口部の内圧が高まり、他方、咽頭咽頭部の圧は下がるので食物は下がり、ついで食道に蠕動(ぜんどう)が起こって食物は胃へ送られます。嚥下に際しては呼吸が一時反射的に止まります。