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腹式呼吸《横隔膜呼吸》
腹式呼吸とは、横隔膜が下がることにより肺に空気が入る呼吸の型のことです。横隔膜呼吸と呼ぶこともあります。それに対し肋骨など胸郭が広がることにより肺に空気が入る呼吸の型を、胸式呼吸と呼びます。
男性は腹式呼吸をする人が多く、女性は胸式呼吸が多いとも言いますが、必ずその通りになるわけではありません。乳幼児は腹式呼吸ですが女性は子宮の保護など母体となる準備のため、胸式呼吸に切り替わる人が多いと言われています。
動物の場合、安静な呼吸においてウサギ(家兎)は腹式呼吸であり、イヌは胸式呼吸です。腹式呼吸は胸式呼吸に比べ肩や胸に力が入らないので、リラックスできます。また腹部を動かす呼吸のため腹筋が鍛えられ、新陳代謝が高まることにより、身体を引き締める効果が期待できます。
交感神経を刺激する胸式呼吸に対し、腹式呼吸は副交感神経を刺激するため、自律神経の乱れを整えるのにも役立ちますよ。メリットが多い腹式呼吸ですが長年胸式呼吸を続けて来た人にとって、腹式呼吸を身に着けるのはなかなかに大変です。
腹式呼吸について書かれた本なども参考になりますが、ジムやヨガ・太極拳教室などで教えれくれることが多いので、身に着けたい方は問い合わせてみましょう。