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アレルギー体質
既往症または家族症(三親等内)にアレルギー性疾患(特に気管支喘息、アレルギー性鼻炎、蕁麻疹)が認められる場合にアレルギー体質ありと一般的には考えられています。アレルギー体質にはかなり遺伝的な要素が明らかです。しかし、何がそれを規制しているかは必ずしも明確ではありません。
ところで、抗原に暴露された際、それに対するレアギン抗体を作りやすい体質をアレルギー体質と呼ぶことができます。レアギン抗体を作りやすいということは抗原と直接接触する粘膜の透過性の亢進、抗体産生にあずかる形質細胞の活性化の亢進、貪食能の亢進、酵素系の異常などが考えられていますがはっきりしたことはまだわかりません。
アレルギー体質の者は乳幼児期に湿疹に罹患している者が多く、風邪をひきやすいとか、喘息や鼻炎、蕁麻疹にかかりやすいことなどがかなりはっきりしています。また薬物アレルギーも起こしやすいです。