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口臭《口内悪臭》
息や口内に悪臭があることを、口臭(口内悪臭)と言います。起床後すぐや空腹時による口臭は、生理的口臭と呼ばれ誰にでも発生するものです。生理的口臭はほかにも加齢によるもの、ホルモンバランスの変化によるものがあります。
生理的口臭や食事による口臭は健康上問題ないですが、病気による口臭(病的口臭)は注意が必要であり、口臭の発生により病気が発覚することもあります。口臭が発生する病気の一部をご紹介します。
■口腔・咽頭内疾患
・歯科疾患(むし歯など)
・口内炎
・慢性扁桃炎
・咽頭炎など
■食道疾患
・憩室炎
・食道狭窄
・噴門痙攣など
■胃疾患
・胃炎
・胃がん
・逆流性食道炎など
■呼吸器疾患
・肺結核
・壊疽性気管支炎
・気管支拡張症
・肺壊疽
・肺腫瘍など
■鼻疾患
・慢性副鼻腔炎
・臭鼻症など
むし歯や歯周病など歯科疾患が口臭の原因になっている場合が多く、口臭が気になる場合にはまずは歯科を受診し検診や治療、ブラッシング指導を受けるのが良いでしょう。口臭に合わせて食後の胸痛や呑酸(口の中が酸っぱい)がある方は胃の疾患が原因となっていることがあるため、内科や消化器科にご相談なさってください。
どちらにも当てはまらず口臭が続く場合には、病気が隠れている可能性があります。病的口臭は元疾患を治療しない限り改善しません。完治が難しい疾患や治療に時間がかかる疾患の場合には、口臭ケア用品を使うことも検討してみましょう。