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成人病(生活習慣病)
以前は成人病と呼ばれていた疾患は、現在は生活習慣病と呼ぶことが一般的になりました。昔は成人がなる病気という認識でしたが、成人前の若者にも見られるようになったため名前が変わったという経緯があります。
生活習慣病とは厳密には病名ではなく、生活習慣の乱れが主な原因となり発症する疾患の総称です。生活習慣病として挙げられる具体的な病名には、以下のものがあります。
・高血圧症
・糖尿病
・高脂血症
・高尿酸血症
これら生活習慣病に加えて肥満となっている状態をメタボリックシンドロームと呼び、脳血管疾患や心臓病の発症リスクを高める原因になります。生活習慣病を防ぐ、もしくは改善するために気を付けたいことは、バランスの良い食事・適度な運動を心がけることです。
まずは肥満状態であれば、適正体重を目指すことが何よりも大切と考えておくと良いですね。そのうえでカロリーや塩分量をコントロールした食事を摂り、1駅でも良いので歩くなど日常の中に運動習慣をつけて行きましょう。
若年~中年期の生活習慣病は、老年病と呼ばれる老年期の様々な疾患の原因となります。三大死因と言われる「がん・心疾患・脳血管疾患」を老年期に抱えることにおいても、生活習慣病とのかかわりが大きいため、若いうちから生活習慣を適切に整えておくことが重要です。