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低温殺菌法
やわらかな春の日ざしが心地よい季節になりました。みなさまいかがお過ごしですか。さて、今回は「低温殺菌法」です。
加熱により変質の可能性の大きいものを100℃以下の温度で殺菌することです。細菌やカビの増殖型は60℃以上の温度で30分程度加熱すると死滅するので、間欠滅菌の方式で1日1回この条件の加熱を繰り返して滅菌することができます。
通常は3~5回の加熱を行ないます。また牛乳の殺菌の場合、乳酸菌その他、有用な細菌を殺さず、ビタミンその他の栄養成分を破壊することなく、病原微生物のみを殺菌するため、62~65℃、30分、または71℃、14~16秒、あるいは100℃以上に数秒の加熱操作を行ないます。この型の低温殺菌操作をパスツリゼーションといいます。